【モロッコ🇲🇦 メルズーガ】砂漠ツアー2日目
砂漠ツアー2日目の夜です。今の状況を簡単に説明すると、ひとりでご飯を食べています…
マラケシュで泊まったリヤドに今回のツアーの手配をお願いしたのですが、2泊目はランクアップしたほうがいいとの口コミがあったので、30€追加で支払ってグランピングを選択しました。昨日から一緒に行動してきた仲間たちと別れて、チェックインしてみると、今日の宿泊客はあなただけだよ、とのこと。なので、ひとりで夕飯をいただいております…スタッフさんも裏にいるので、持参したビールを持ち込んでも良かったかなと少し後悔しています。宿自体はとても素敵ですよ!
まあ刺激の多い日々を送っていたので、ここはひとつ精神を落ち着かせたいと思います。電波も表示上は3Gが入るのですが、実際は全然通信できないし。寂しい気持ちを抱えつつ、今日の振り返りをば。
○トドラ渓谷
8時過ぎに前日と同じドライバーさんにピックアップしてもらい、まずはトドラ渓谷へ。またもツアーガイドさんがバスに乗り込んできて、渓谷の説明をしてくれます。ロッククライミングの聖地だそうです。
落石があったため、渓谷近くのお店は営業停止になってしまったそうです。
その後、ベルベル人が住む集落に案内されカーペット販売がありました。モロッコ人がヨーロッパへ流出してしまうのを食い止めるために、カーペット販売をしているそうです。中国人女性が値段を聞いたところ、個室に呼び出されて言われたのが1枚2,000€だったそう。日本人の平均月収くらいのお値段ですが、販売終了後にツアー客みんなで話した印象だと意外に安いわね、という感触でした。
このツアーは金額設定がなくチップを要求されたので、私は10dh渡しました。アメリカ人のおっちゃんは3usd渡してたかな。
○メルズーガ砂漠へ!
トドラ渓谷訪問後は写真撮影やランチに立ち寄ったあと、いよいよ砂漠にやってきました。ラクダに乗ってサンセットを見たあと、宿までラクダと一緒に向かいます。私の場合は前述のとおり他の宿泊客がいなかったので、ラクダ使いさんを独占することができました。写真もたくさん撮ってもらえたし、ラッキー!
サンセットはらくだ使いさんと2人で座って眺めるというシュールな展開になりましたが、それはそれでいい思い出です。ゆっくりと夕日が沈むのを見丸ったら心が洗われた感じがしたなぁ。
天気も良く、風も全くなくてラクダライフは快適でした。残念ですが風紋は見れませんでした。コンタクトは砂漠で乾燥するから着用を避けるようにと書いてあるブログが多かったですが、全然着けてて大丈夫でした。昨日は風が強かったそうなので、運次第なのかなぁ…
ひとつ悲しかったのが、宿に着く直前でラクダから降ろされて物販が始まってしまい、気になる小物があったので値段を聞いたところ、200dh(2600円)と言われ、流石に高過ぎるので断ったら場の雰囲気が明らかに悪くなり、最後は目も合わさずに別れるという悲しい結末になりました。2人で夕陽を眺めるいい関係だったのに残念。
○宿に着いたあと
素敵なお部屋に案内され、すぐに外に出て星をチェック!貧相な感想で大変申し訳ないのですが、ここはプラネタリウムですか…?と思うほどに星がいーっぱい見えます。立派なカメラがないので、星は記憶に留めます。私より星が好きな夫に見て欲しかった。あとやっとサハラビール飲めました。
周囲からはベルベルミュージックの太鼓の音が聞こえます。みんなで楽しくパーティしてるのかな。
本当はもう少し星を見たいんだけど、外が真っ暗過ぎるのと野犬がうろうろしてるので怖いんです…。さっき星を眺めてたら気配なく隣に犬がいた時はかなりビビったし。
次は夫と一緒にモロッコに旅行するためにやり残したことを用意しておきたいので、今日はこれくらいで丁度いいんです。と納得させて寝ます。
明日はフェズに向かいます。