シャウエンからタンジェに移動し、夜ご飯も食べて一息ついたところです。モロッコ滞在も最後の夜になってしまいました。結局モロッコには明日も含めて9日間滞在しました。地球の歩き方のルートどおりですね。
とりあえずタンジェの感想は近代的!です。モロッコにきて初めて高層ビルを見ました。ヒルトンもあります。あと海辺が綺麗に整備されていて、雰囲気が良かったです。
それでは今日の振り返りをば。
○朝ごはん
リヤドの朝ごはんは9時からなので、のんびりスタート。しっかり美味しくいただきました。
○シャウエン街歩き
観光名所があるというより、街の景観を楽しむのがメインになるので、あまりやることがなかったのですが、ガスパ博物館だけ入場料を払って入ってみました。博物館だけでなく、庭園や展望台も利用できます。植物も展望台からの景色もよかった。入場料は60dh(762円)です。モロッコの庭園系は外国人価格が設定されているので総じて高いです。マラケシュのマジョレル庭園に入らなかったから、その代わりに行けてよかったです。
あとはカフェでアボカドジュースをいただきました。思ったよりスッキリしたお味でした。
これはちょっと逸れる話ですが、シャウエンのプチタクシーは水色のようです。ドラえもんカラーに見えるのは私だけでしょうか…?
○CTMバスでタンジェへ向かう
シャウエン市街からバスターミナルへは徒歩で向かいました。基本下り坂なのでそんなに苦ではありませんでした。かなり急勾配なので、ゴロゴロだとキツイかも。逆方向のバスターミナルからシャウエン市街へは絶壁の上り坂なので、タクシーを使うことをお勧めします。軽自動車でアクセルを踏み込んでも全然進まないレベルの坂なので。参考までに私は20dhでタクシーを利用しました。
ターミナルでは、また預け入れ荷物の追加料金を払ったり、暇だからサンドイッチを買って食べたりしました。
バスを待っていたら、今度は日本人男性からお声がけいただきお話ししました。誰しもが知る日本の大企業にお勤めで、スペインに駐在員として在住されている方でした。モロッコにいると、日本人を見るだけで話したくなるし、強く日本人の絆を感じますなぁ。
○18:40タンジェ到着
CTMバスターミナルが市街地から離れたところにあるので、シャウエンでお話しした日本人男性の方とタクシーをシェアして市街に向かいました。リヤドからタクシー代の相場が30-50dhと聞いていたので、60dhを50dhに値下げしてもらって乗車しました。
リヤドの人とはWhat'sAppでやりとりして、タクシーを降りた場所まで迎えにきてもらいました。What'sAppの文章からも歓迎してる感じがすごく伝わってきましたが、実際に会ってみるととても感じのいい人たちでした。宿の人がいい人だと、それだけでその街の印象も良くなるから不思議。
○タンジェ街歩き
リヤドがスークの中にあるので、全体的にはマラケシュやフェズと同じ雰囲気です。ただ、賑わっている通りと閑散としている通りの差が激しい印象です。閑散としているほうは何というか、嫌な感じがしました。無理して進まずに賑わっている道を意識的に選んで歩くことをおすすめします。賑わっているほうはそんなに危険を感じる場面はありませんでした。Google mapは問題なく使えるので、迷ったら経路検索もできます。
うまく街歩きができそうになかったので、早々に夜ご飯だけ持ち帰りで買って、リヤドに戻りました。夜ご飯はどローカルなお店だったのですが、店主の方と目が合ってなんとなく惹かれたので、こちらのお店を選びました。
これだけいっぱいついて25dh(318円)!やはりローカル店は安い!
持ち帰りの特権としてビールも一緒にいただきました。
○最後に
国境沿いの街は治安がいいイメージがなかったのですが、タンジェは高層ビルや綺麗な海岸が整備されていて治安的な不安はそこまでないかなと思います。地球の歩き方でも昔はあまり治安がよくない土地だったけど、国を挙げて整備した結果、綺麗な街に生まれ変わったと記載がありました。ただ人気がないところは気をつけたほうがいいです。基本的にスークは細い路地なので、閑散としていると尚更嫌な感じがしますので…夫と一緒ならもう少し行動範囲が広がるんですけどね。ここは一人旅の仕方のない部分なのでしょう!
とりあえず今日のまとめはここまでです。モロッコ全体のまとめもできたらいいなぁと思いました。
明日はいよいよジブラルタル海峡を渡ります。