【モロッコ🇲🇦 メルズーガ〜フェズ】330キロの大移動な１日

ただいまフェズのリヤドに滞在しております。今日はメルズーガ砂漠のキャンプを出発し、約330キロ離れたフェズという街に移動しました。所要時間は約9時間でした。

○起床　日の出を見る

日の出もちゃんと見ました。8時30分過ぎににょこっと現れました。雲ひとつない空だったので、完璧な日の出が見れました。毎日見ている太陽なのに、迫力を感じました。

順番前後してるけど、自分のお部屋の扉を開けた時の景色。ザ・砂漠！

○朝ごはん

やはりひとりで朝ごはんをいただきました。

モチモチ食感のクレープが毎回朝食で出てきます。ジャムを塗っていただきます。モロッコはアプリコットのジャムが有名らしく、必ずついてくる。

○キャンプ出発

9時過ぎにキャンプを出発し、フェズに向かうグランタクシーの集合場所まで送迎してもらいました。砂漠の中を三菱の車が爆走するのでガックンガックンしておりました。動画が載せられるなら、伝えたいくらい。

グランタクシーに無事拾われ出発！乗り合いでフェズまで向かうのですが、なんと同乗者はマラケシュからずっと一緒に行動していた中国人カップルと単独で旅行しているペルー人でした。中国人の彼氏のほうがポーランドでツアーガイドをしている人で、めちゃくちゃ知識もあるし、協力的なのです。本当に心強かった。そしてここでフェズまで300キロの距離があり、所要時間が9時間かかることを知りました…

○道中にて

フェズはモロッコの北部にある街なので、ひたすらアトラス山脈を横断するルートになります。道はほとんど舗装されていて、ひたすら一本道を走る感じ。時々写真休憩を挟みながら、大体80/hくらいで疾走してました。信号もほとんどないです。グランタクシーは運転が荒いって聞いていたけど、一本道なので荒くなる要素がなく、とても快適でした。まあ反対車線での追い越しはいっぱいしてたけど。ランチはちゃんとレストランに連れてってくれました。

だいぶハード系の砂漠に見慣れてしまって、見返すとあまり写真を撮ってなかった…

途中、雪が積もってるところも通りました。乗客たちは雪に慣れてるからあまり感動はないけど、ドライバーさんがめっちゃ写真撮ってた。モロッコでもスキーができるそうです。砂漠で朝を迎えて、日中は雪を見るとはなかなか濃い経験をしてるなぁ…

雪が積もるエリアは国立公園になっていて、サルが生息しています。サル山にも寄りました。こっちのサルはマンダリンを食べるよう。サルがみかんを食べるってあまりイメージなかったなぁ。

○フェズへ

寄り道を挟みつつ18時にフェズ到着。朝からずっと移動してたけど、同乗者も最高だったし、景色も色々変わって楽しかったから、移動自体は全く苦ではなかった。

フェズ到着後はリヤドの人に迎えに来てもらい、チェックイン。なんとまた今日も宿泊客は私ひとりなんだって…。日本人と交流したくて、あえて日本人が経営してるリヤドを選んだのに。25歳の大学卒業後に住み込みで働いてるモロッコ人の男の子に設備を説明してもらい、なぜかFacebookの友達になり、今に至るというところです。男の子からFacebookのメッセージで🥰🥰って送られてきた…きっと宿泊客ひとりだし、住み込みだから出かけられないし暇なんだね…返事しないけど。

今日は疲れたので街には出ないで、ゆっくり部屋で過ごします。

明日以降の予定をしっかり立てれてなかったので、部屋で以下の予約をしました。

・フェズ〜シャウエン、シャウエン〜タンジェのCTMバスをネットで予約。フランス語のホームページで悪戦苦闘しながら、なんとか予約できました。タンジェ行きのバスは朝イチが良かったけど、始発が15時でした…ちょっと予定が狂ってしまった。

・タンジェ〜タリファ(スペイン)のフェリーを予約。こっちは11時出発。ちょっと遅いかなと思ったけど、購入後のメールで、国際線になるので90分前には到着するよう案内がありました。9時30分にフェリー乗り場到着と考えたら、まあいい塩梅なのかもしれないです。

今回マラケシュから反時計回りでモロッコを周遊していて、バックパッカー旅行ではメジャーなルートではあるのですが、今回予約した辺りの移動がうまくいくかとても心配しています。今まではツアーとか徒歩でカバーできる範囲だったので、そんなに心配してなかったけど。

とりあえず移動距離を短くして、多少トラブルがあってもリカバリーできるような行程にはしているので、あとは順調に進むことを祈るのみです！